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2017年6月23日
ぶるじょわ

ぶるじょわの統率者戦 Deep! 「1対1統率者戦:ティタニア」

 やぁ、ぶるじょわだ。ゴミの雪崩に襲われたり牛の死体を投げこまれたりしていたらかなり間が開いてしまった。申し訳ない。さて、今回はいくらか時間はたってしまったがテーロスぶりに神々が収録されたアモンケットが発売、ということで先月からマジックオンラインでの正式サポートが始まった1vs1統率者戦の話をしよう。

1対1統率者戦: 禁止カード(2017/6/22時点)

マナ加速
  • 《Black Lotus》
  • 《チャネル/Channel》
  • 《Fastbond》
  • 《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
  • 《魔力の墓所/Mana Crypt》
  • 《魔力の櫃/Mana Vault》
  • 《Mishra’s Workshop》
  • 《Mox Emerald》
  • 《Mox Jet》
  • 《Mox Pearl》
  • 《Mox Ruby》
  • 《Mox Sapphire》
  • 《太陽の指輪/Sol Ring》
  • 《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
コンボ補助
  • 《Bazaar of Baghdad》
  • 《最後の審判/Doomsday》
  • 《納墓/Entomb》
  • 《食物連鎖/Food Chain》
  • 《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
  • 《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
  • 《変幻の大男/Protean Hulk》
  • 《適者生存/Survival of the Fittest》
  • 《Time Vault》
  • 《修繕/Tinker》
  • 《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》
抑圧的な統率者
  • 《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》
  • 《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》
  • 《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》
  • 《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
  • 《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》
  • 《グリセルブランド/Griselbrand》
  • 《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》
  • 《放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard》
  • 《結界師ズアー/Zur the Enchanter》
その他
  • 《Ancestral Recall》
  • 《基本に帰れ/Back to Basics》
  • 《天秤/Balance》
  • 《時を越えた探索/Dig Through Time》
  • 《謙虚/Humility》
  • 《カラカス/Karakas》
  • 《Library of Alexandria》
  • 《Mana Drain》
  • 《精神錯乱/Mind Twist》
  • 《Moat》
  • 《自然の秩序/Natural Order》
  • 《ネクロポーテンス/Necropotence》
  • 《ドルイドの誓い/Oath of Druids》
  • 《セラの高位僧/Serra Ascendant》
  • 《露天鉱床/Strip Mine》
  • 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
  • 《Time Walk》
  • 《宝船の巡航/Treasure Cruise》
多人数配慮
  • 《生命の律動/Biorhythm》
  • 《限りある資源/Limited Resources》
  • 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
  • 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
  • 《企業秘密/Trade Secrets》

保身

 冒頭でも触れたが世の中に面白いおもちゃが溢れていたためこの記事の公開は予定よりも大分遅れてしまった。すると当然僕が怒られる以外にも問題が生じてしまうわけで、不幸なことに某日本最大手店舗のプロの方の書かれた記事と紹介する統率者が被ってしまった。幸いデッキの方向性はそれなりに異なっていたので、向こうの方がマジック的に強そうだけどこんなんもあるんだねーぐらいのあれで読んでもらえると嬉しい。俺は巨大資本と権威に弱いのでいくらでも保険をかけるぞ。

■1vs1統率者のゲーム性

 デッキの紹介に移る前に1vs1統率者戦のゲーム性を軽く確認しておこう。僅かな5-0リストと前身であるデュエルコマンダーからの推測になるのでひょっとすると大きく間違っているかもしれないが、このフォーマットには有力なアーキタイプがおおざっぱにわけて4種類存在する。

 1つ目は《聖トラフトの霊》や《戦争のアスラ、ジェナーラ》などの軽くて打点の高い、コストに青マナを含むクリーチャーを統率者に据えたクロックパーミッションだ。レガシーをプレイしたことのあるプレーヤーなら一度は経験したことがあるであろう、《目くらまし》や《意志の力》のような打消し呪文だけ引いてクリーチャーを引かない、逆に打消しをなにも引かずに《秘密を掘り下げる者》が片っ端から除去されてしまった、などの負け筋も統率者領域からクロックを確実にプレイできる1vs1統率者戦なら無縁なのが嬉しい。

  • (ISD-MM)Geist of Saint Traft/聖トラフトの霊
  • (ARB-MM)Jenara, Asura of War/戦争のアスラ、ジェナーラ
  • (M13-RU)Talrand, Sky Summoner/空召喚士ターランド
  • (NEM-CU)Daze/目くらまし

 2つ目は打消しとコントール奪取呪文が入った青を含むコントロールデッキだ。いつもの統率者戦やキューブドラフトなどで使われるたびにカードパワー高すぎだろ!と怒っていた《不実》や《袖の下》のようなカードが打消しのバックアップのもと延々と飛んでくる。クロックパーミッションではないため、アドバンテージをとれるクリーチャーが統率者に選ばれることが多いのが特徴だ。

  • (CN2-MM)Leovold, Emissary of Trest/トレストの使者、レオヴォルド
  • (FRF-RB)Tasigur, the Golden Fang/黄金牙、タシグル
  • (UDS-RU)Treachery/不実
  • (MMQ-RU)Bribery/袖の下

 クロックパーミ、コントロールと来たら当然3つ目はコンボデッキだ。例にもれずこのアーキタイプでも青を含む統率者が用いられることが多い。やはり1対1のMTGではドローと打消しが強いのだ。殴るのにも守るのにも向いてなさそうだが、コンボパーツやコンボ補助にはなりそうな雰囲気の統率者が見えたら何らかの即死コンボや《引き裂かれし永劫、エムラクール》のコストが踏み倒されることを警戒すべきだろう。

  • (AER-RU)Baral, Chief of Compliance/遵法長、バラル
  • (MIR-RU)Polymorph/変身
  • (WTH-UB)Buried Alive/生き埋め

 さて、ここまで概ね青を含むアーキタイプを3つ紹介してきた。青ばっかじゃねーか!と言いたくなるだろうが本当に青ばっかなので仕方ない。似たようなカードプールのレガシーも青いデッキが多いのでまぁそういうことなんだろう。それと3つのアーキタイプとは書いたものの、99種類もカードを使えるフォーマットなので、《聖トラフトの霊》で殴りつつ突然のメンドクセェ!《変身》!《引き裂かれし永劫、エムラクール》!みたいなデッキや、盤面とるまではコントロールして勝ち手段は《壊死のウーズ》コンボな《擬態の原形質》などアーキタイプの合いの子のようなデッキリストも多く存在する。なんにせよ青いからね。

 最後のアーキタイプは緑の入ったマナ加速に主体を置いたデッキだ。ようやく青が関係ないアーキタイプを紹介することができた。1vs1統率者戦ではデュエルコマンダー同様に《太陽の指輪》や《魔力の墓所》のような強力なマナアーティファクトがある程度制限されているため、緑だけが十分な量のマナ加速を確保できる色なのだ。新旧エルドラージ+《原始のタイタン》+マナ加速のような構成が一般的だろうか。

  • (M10-RG)Birds of Paradise/極楽鳥
  • (M10-CG)Rampant Growth/不屈の自然
  • (M12-MG)Primeval Titan/原始のタイタン
  • (BFZ-MC)Ulamog, the Ceaseless Hunger/絶え間ない飢餓、ウラモグ

 まぁ、こんなところだろう。繰り返しになるがまだまだ始まったばかりのフォーマットなのでこれからどうなるかはわからないが、初期ライフ30だった頃のデュエルコマンダーの歴史をなぞるならば、概ねこんな感じの青vs緑の要素が強いレガシーっぽい何かぐらいのゲームになるはずだ。

■《アルゴスの庇護者、ティタニア》

  • (C14-MG)Titania, Protector of Argoth/アルゴスの庇護者、ティタニア

 さて、いい加減デッキの解説にうつろう。今回紹介するデッキはデュエルコマンダーの大会でも上位入賞の常連の《アルゴスの庇護者、ティタニア》だ。色々な組み方ができる統率者だが、今回は5/3のエレメンタルトークンで対戦相手を素早く殴りきることを目標にデッキを組んでみたいと思う。ビッグマナも良いがやはり我々隠遁ドルイド生まれむかつき育ち地元の世界喰らいのドラゴンだいたい友達なEDHプレイヤー。いち早くオールインしてゲームを終わらせたいのだ。

マナ加速

 緑を選んだからにはマナ加速を入れない理由はほぼない。土地とシナジーのあるティタニアなら尚更だ。《不屈の自然》とその亜種は全て採用することにしよう。《北方行》のために《冠雪の森》を買いそろえることで覚悟を見せていけ。

  • (M10-CG)Rampant Growth/不屈の自然
  • (POR-CG)Nature's Lore/自然の知識
  • (WWK-CG)Explore/探検

 ランパンシリーズだけでは1ターン目が暇になってしまうので1ターン目にプレイできるマナ加速もほぼすべて入れていいだろう。大体これで20枚程度2マナ以下のマナ加速を確保することができた。

  • (M10-RG)Birds of Paradise/極楽鳥
  • (ICE-CG)Wild Growth/繁茂
  • (STH-RA)Mox Diamond/モックス・ダイアモンド

エレメンタル発射装置

 マナ加速を確保したら次はティタニアの能力で大量の5/3エレメンタルを産み出すべく自分の土地を破壊するためのカードだ。自分のターンに土地をすべて5/3エレメンタルにしたら《神の怒り》を打たれて全てを失いました!なんてことになったら悲しいので相手のエンド前にエレメンタルをつくれる、インスタントタイミングで土地を生贄にできるカードを採用すべきだろう。

  • (C14-RG)Sylvan Safekeeper/森を護る者
  • (ICE-UA)Zuran Orb

 巷のティタニアでよく見かけるこの2枚はとりあえず採用し、《Zuran Orb》はともかく、《緑の太陽の頂点》や《俗世の教示者》など《森を護る者》をサーチする手段はそれなりにあるので、それもある程度採用することにしよう。

  • (MOR-RG)Scapeshift/風景の変容
  • (TSB-TA)Claws of Gix/ギックスのかぎ爪
  • (CHR-UG)Concordant Crossroads/調和の中心
  • (WTH-RL)Scorched Ruins/焦土
  • (OGW-EX)Dust Bowl/黄塵地帯

 加えてEDH恒例の名前の違う類似品を必死に探すあれだ。有用な能力を持ったランドをサーチするために特殊地形サーチはある程度いれることになるので、墓地に送る量が少なくても《焦土》はいれておいて損はないだろう。更に土地を墓地に送れるカードを追加しようとすると《毒吐き蜘蛛》のようなよくわからないカードが入ってきてしまうので、この辺りでやめておくのがよさそうだ。

  • 毒は吐き蜘蛛

青ぶっ殺すマン

 繰り返しになるが、1vs1統率者戦には青いデッキが多い。となればサイドボードがない以上メインに対策カードを入れておくべきだろう。せっかくの機会だし無難な定番のカードの他にもやりすぎなカードを採用しておこう。人生で《津波》をプレイする機会はあまりに少ない。

  • (MM3-ML)Cavern of Souls/魂の洞窟
  • (AKH-RG)Prowling Serpopard/うろつく蛇豹
  • (TMP-UG)Choke/窒息
  • (5ED-UG)Tsunami/津波

 このあたりで4~5ターン目ぐらいにティタニアから大量のエレメンタルを発射するのに必要なカードは大分揃ったはずだ。後はサーチ先の充実と、無難あるいは好みのカードをいれるだけだ。

統率者「《アルゴスの庇護者、ティタニア/Titania, Protector of Argoth》」
  • (C14-MG)Titania, Protector of Argoth/アルゴスの庇護者、ティタニア
  • (STH-RA)Mox Diamond/モックス・ダイアモンド
  • (M13-CG)Arbor Elf/東屋のエルフ
  • (10E-CG)Llanowar Elves/ラノワールのエルフ
  • (M14-CG)Elvish Mystic/エルフの神秘家
  • (CSP-CG)Boreal Druid/ボリアルのドルイド
  • (M11-RG)Birds of Paradise/極楽鳥
  • (ICE-CG)Fyndhorn Elves
  • (ROE-UG)Joraga Treespeaker/ジョラーガの樹語り
  • (SOK-CG)Sakura-Tribe Scout/桜族の斥候
  • (TMP-CG)Skyshroud Ranger/スカイシュラウドのレインジャー
  • (ICE-CG)Wild Growth/繁茂
  • (DIS-CG)Utopia Sprawl/楽園の拡散
  • (TSP-CG)Search for Tomorrow/明日への探索
  • (10E-CG)Rampant Growth/不屈の自然
  • (WWK-CG)Explore/探検
  • (ICE-UG)Nature's Lore/自然の知識
  • (CNS-CG)Sakura-Tribe Elder/桜族の長老
  • (PTK-CG)Three Visits/三顧の礼
  • (FUT-CG)Edge of Autumn/秋の際
  • (CSP-CG)Into the North/北方行
  • (ZEN-CG)Harrow/砕土
  • (EXO-UG)Elven Palisade/エルフの矢来
  • (MOR-RG)Scapeshift/風景の変容
  • (USG-UA)Claws of Gix/ギックスのかぎ爪
  • (ICE-UA)Zuran Orb
  • (CHR-UG)Concordant Crossroads/調和の中心
  • (JUD-RG)Sylvan Safekeeper/森を護る者
  • (MIR-UG)Worldly Tutor/俗世の教示者
  • (POR-RG)Sylvan Tutor/森の教示者
  • (SOI-RG)Traverse the Ulvenwald/ウルヴェンワルド横断
  • (ULG-CG)Crop Rotation/輪作
  • (ZEN-CA)Expedition Map/探検の地図
  • (MRD-UG)Sylvan Scrying/森の占術
  • (RAV-RG)Chord of Calling/召喚の調べ
  • (MBS-RG)Green Sun's Zenith/緑の太陽の頂点
  • (FUT-RG)Summoner's Pact/召喚士の契約
  • (AKH-RG)Prowling Serpopard/うろつく蛇豹
  • (USG-UG)Carpet of Flowers/花の絨毯
  • (CHK-RG)Dosan the Falling Leaf/落葉の道三
  • (5ED-UG)Tsunami/津波
  • (TMP-UG)Choke/窒息
  • (DTK-RG)Surrak, the Hunt Caller/狩猟の統率者、スーラク
  • (MRD-UA)Lightning Greaves/稲妻のすね当て
  • (SOI-RG)Tireless Tracker/不屈の追跡者
  • (DST-RA)Sword of Fire and Ice/火と氷の剣
  • (BOK-RA)Umezawa's Jitte/梅澤の十手
  • (MMA-UG)Eternal Witness/永遠の証人
  • (SOM-MA)Sword of Body and Mind/肉体と精神の剣
  • (TSP-CG)Mwonvuli Acid-Moss/ムウォンヴーリーの酸苔
  • (DST-CG)Reap and Sow/刈り取りと種まき
  • (M12-MG)Primeval Titan/原始のタイタン
  • (NPH-UG)Beast Within/内にいる獣
  • (EMA-RG)Sylvan Library/森の知恵
  • (M12-UG)Hunter's Insight/狩人の眼識
  • (M15-UG)Reclamation Sage/再利用の賢者
  • (ZEN-MG)Lotus Cobra/水蓮のコブラ
  • (EMA-UG)Harmonize/調和
  • (UDS-RG)Plow Under/すき込み
  • (ICE-RG)Stunted Growth
  • (M14-RG)Scavenging Ooze/漁る軟泥
  • (M13-MG)Garruk, Primal Hunter/原初の狩人、ガラク
  • (DRK-CG)Gaea's Touch
  • (MM3-RL)Verdant Catacombs/新緑の地下墓地
  • (KTK-RL)Wooded Foothills/樹木茂る山麓
  • (KTK-RL)Windswept Heath/吹きさらしの荒野
  • (MM3-RL)Misty Rainforest/霧深い雨林
  • (CMD-RL)Homeward Path/家路
  • (MM3-ML)Cavern of Souls/魂の洞窟
  • (TMP-UL)Ancient Tomb/古えの墳墓
  • (ISD-UL)Ghost Quarter/幽霊街
  • (MMQ-RL)Dust Bowl/黄塵地帯
  • (C14-UL)Myriad Landscape/無限地帯
  • (WTH-RL)Scorched Ruins/焦土
  • (FUT-UL)Dryad Arbor/ドライアドの東屋
  • (EMA-RL)Wasteland/不毛の大地
  • (CSP-UL)Mouth of Ronom/ロノムの口
  • (MIR-UL)Crystal Vein/水晶鉱脈
  • (CSP-CL)Snow-Covered Forest/冠雪の森x22

 書き忘れたが、今回のデッキリストは紙のカードで1vs1統率者戦を行うことを想定したデッキなので、一部MOでは実装されていないカードが入っている。そこは適当に置き換えてもらうか、調布のカードショップで行われているという噂の紙のカードを用いた1vs1統率者戦大会にでも参加してもらえれば幸いだ(露骨な宣伝)

 (※編集)6月24日、ENNDAL GAMESでは1対1統率者戦の大会が開催されますよ!みなさま是非ご参加くださいね!