
パウパーを始めよう!
皆さんは最近パウパーという言葉を聞いたことがありませんか?パウパーは最近特に流行している独自フォーマットで、コモン限定構築(より正確にはマジック・オンライン上でリリースされたセットにおいてコモンで収録された事のあるカードのみを用いた構築)の事を指します。コモン限定構築だからといってひどく地味な戦いかと言えばさにあらず、時にはレガシーとも渡り合うような刺激的な対戦を楽しむことが出来ます!
パウパーの代表的なデッキには下記のようなものがあります。
レガシーで猛威を振るっているデルバーデッキのパウパー版です。軽量飛行クリーチャーで相手のライフを攻めつつ要所要所をカウンターでしのぎます。相手の危険なクリーチャーはバウンスで対処し、リソース差が顕在化する前に試合を決めるクロックパーミッションの動きを取ります。
古き良き緑単アグロです。小型クリーチャーに怨恨を付けて殴る高速ビートダウンはウルザズサーガの頃から変わらず、当時遊んでいたプレイヤーには懐かしく感じる事でしょう。巣の侵略者から出てくるトークンは0/1ですが、怨恨や象の導き等でサポートする事で立派な戦力になります。
スタンダードでも猛威を振るった親和デッキのパウパー版です。残念ながら頭蓋囲いは禁止カードになってしまっていますが、エイトグが顕在である事からワンショットを狙う事が出来ます。高速展開と物読みによるアドバンテージの両方が強力なデッキです。
カウンターと除去で相手を妨害しつつカードアドバンテージを稼いで勝利する古典的なコントロールデッキです。フィニッシャーにはパウパーを代表する大型クリーチャーであるグルマグのアンコウが採用されています。チェイナーの布告は後半再利用が出来る非常に優秀な除去カードです。
ウルザトロンによる爆発的な量のマナを利用するコントロールデッキです。ウラモグの破壊者は非常に重いカードなのですが、このデッキであれば比較的容易に唱える事が出来ます。パワフルな動きが魅力の力強いデッキです。
ドロー呪文を連打する事で窯の悪鬼やニヴィックスのサイクロプスを成長させ、一撃で相手のライフを削りきることを狙ったデッキです。使徒の祝福は除去からクリーチャーを護るだけでなくブロッカーを回避するためにも使用します。ティムールの激闘はパワーの増量とトランプルの付与を両立できる相性の良いカードです。
いかがでしたでしょうか?このように多種多様なデッキが存在するパウパーは、その初期投資の安さからも非常に始めやすいフォーマットです。ENNDALGAMESでは毎週火曜日にパウパーの大会を開催しておりますので興味が出てきた方は是非遊びに来てくださいね!