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2024年3月15日(金)発売 MTG最新弾 『カルロフ邸殺人事件』好評発売中!

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第4版(378)

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モダンマスターズ 2015年版(498)

モダンマスターズ(458)

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2017年10月19日
ネタ蒔き時
ネタ蒔き時の枕草子 第十話 『第三回調布レガシーオープン「ドラホーの収穫祭」メタゲーム総括』

第三回調布レガシーオープン「ドラホーの収穫祭」メタゲーム総括

 10月9日に行われた第三回調布レガシーオープン「ドラホーの収穫祭」は72名の参加者によって行われ、ツボウチクニヤさんが優勝されました!おめでとうございます!

 トップ8デッキリストはこちら>>

 前回からの変化としては四色レオヴォルドを筆頭とする多色ミッドレンジの台頭が挙げられます。これらのデッキは旧環境におけるシャードレススゥルタイの流れをくんでおり、より盤面干渉力が強化されロングゲームにも強くなっています。《師範の占い独楽》の禁止から半年が過ぎ、群雄割拠の時代を勝ち上がったのは果たしてどのデッキだったのでしょうか!?

デッキ分布

デルバー系 15名

青黒赤緑デルバー    8名
青赤デルバー      3名
青黒緑デルバー     1名
青赤緑デルバー     1名
青黒デルバー      1名
青赤ノーデルバー    1名

 前回は赤青の二色タイプが一番人気でしたが、現在ではよりカードパワーを重視した四色型が主流のようです。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》と《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》の二枚看板を有し、《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》による横展開と《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》や《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》による縦展開の両方が可能という戦略の幅が魅力です。一時は《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》《陰謀団式療法/Cabal Therapy》コンボを搭載したレシピが主流でしたが、四色レオヴォルドの隆盛を受けて古典的な《もみ消し/Stifle》《不毛の大地/Wasteland》型も息を吹き返しています。

アグロ系 10名

エルフ         2名
ゴブリン        1名
デスタク        1名
マーフォーク      2名
青黒緑忍者       1名
ダークマーヴェリック  1名
赤緑タイタンランプ   1名
12ポスト       1名

 前回から比較してエルフもデスタクもその数を減らす結果となりました。特にデスタクは《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》が流行した事により、装備品や《霊気の薬瓶/AEther Vial》が対処されやすくなってしまった事が逆風になっているようです。また今回もZOOの姿はなく、《野生のナカティル/Wild Nacatl》大好き人間としては寂しいかぎりでした(´・ω・`)

コントロール系 27名

四色レオヴォルド    9名
ストーンブレード    4名
シャードレススゥルタイ 1名
ジャンド        4名
カウンターバーン    2名
奇跡コントロール    3名
青黒赤コントロール   1名
青黒コントロール    1名
アブザンポックス    1名
土地単         1名

 今回の再注目デッキである四色レオヴォルドは堂々の9名で、全体の12%ほどを占めました。《相殺/Counterbalance》の消失によって汎用除去の枠が《突然の衰微/Abrupt Decay》から《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》へと変わり、これによってロングゲームにおける継戦能力とアーティファクトに対する耐性が向上しました。《致命的な一押し/Fatal Push》と《稲妻/Lightning Bolt》の軽量除去二枚看板も抱え、《Hymn to Tourach》《思考囲い/Thoughtseize》《意志の力/Force of Will》と妨害も一流のカードが使える非常に強力なデッキです。その代償として異常なまでにデリケートなマナバランスが求められ、特に死儀礼のシャーマンが生き残らなかった際のマナトラブルには頭を抱える事になるでしょう。 

コンボ系 12名

リアニメイト      2名
実物提示教育      4名
食物連鎖        1名
ドゥームスデイ     1名
ドレッジ        2名
ヘックスメイジ     1名
ベルチャー       1名

 コンボデッキはANTの不在を除けば前回同様のデッキ分布となりました。プレイヤーの全体数から見た割合は減少しており、奇跡の衰退からのデルバー隆盛という流れを受けての結果なのかもしれません。食物連鎖やドレッジのような固定ファンがいるデッキはその絶対数こそ少ないものの毎回安定した人数を残しています。

ストンピィ系 8名

エルドラージ      5名
ドラゴンストンピィ   3名

 こちらも安定したジャンルでありながら前回より若干人数を減らしました。四色レオヴォルドや四色デルバーなどの月に弱いデッキが増えた事は追い風でしたが、これらのデッキが用いる《コラガンの命令/Kolaghan's Command》や《悪意の大梟/Baleful Strix》がストンピィ系デッキには厳しく、月を引けなかったりカウンターされたりした後の二の矢が無い事が原因なのかもしれません。

カテゴリー別の勝率

デルバー系

平均順位 23.3位
トップ8入賞率 0.33
トップ8内割合 5/8人

アグロ系

平均順位 43.4位
トップ8入賞率 0.10
トップ8内割合 1/8

コントロール系

平均順位 37.6位
トップ8入賞率 0.03
トップ8内割合 1/8

※そのうち4cレオヴォルドのみ※
平均順位 37.5位
トップ8入賞率 0
トップ8内割合 0/8

コンボ系

平均順位 30.4位
トップ8入賞率 0
トップ8内割合 0/8

ストンピィ系

平均順位 41.9位
トップ8入賞率 0.13
トップ8内割合 1/8

 前回同様デルバー系が圧倒的な勝率を誇る結果となりました。平均順位も唯一20%台であり、また「そのデッキ使用者全体のうちトップ8入賞した人の割合」であるトップ8入賞率も0.33と、三人に一人はトップ8に入賞しているという驚異的な結果です。他のデッキはおおむね前回同様の分布となりましたが、コンボ系の勝率が前回より高くなっており、かつトップ8に入賞出来なかったのは奇跡の消滅による環境全体のコンボ耐性低下と、デルバー隆盛によって勝ち上がるほどにコンボ耐性の高いデッキが増えた事が要因だと言えそうです。一方で最注目デッキであった4cレオヴォルドはさほど勝ち組とは言えず、コントロール系全体と対比してもほぼ変わらない立ち位置となりました。

 王者デルバーに対して他のデッキがどう立ち向かうのか、今後の環境に注目です。